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キヤノンのインクタンク事件の判決文を一通り読んでみました。
ちゃんとした解説は、ちゃんと読める方にお任せするとして・・・。
知財高裁の論旨はあっさりと否定(というのでしょうか?)されていますね。最高裁の方が、BBS事件で判示したことをそのまま使ったすっきりした判決に読めました。「なんでわざわざ新しい類型なんて立てたの?」とでもいう声が聞こえてきそうな感じ。^^;
インクタンク事件の最高裁判決と聞いたときは試験ネタになる?と思いましたが、読んだ感じとしてはそういうのとはちょっと違う雰囲気の判決が出たように思うのですが、いかがでしょうか。むしろBBS事件のことをしっかり聞かれそうです。
ついでに、逆の判決が出たセイコーエプソンの判決文も読んでみました。
こちらは初っ端から「分割要件を満たさない不適法なものであり」とそもそも特許権侵害の話になっていないんですねぇ…。特許公報も数ページの非常に薄っぺらいもので、書いている内容からその指摘はさもありなんという雰囲気が漂っています。
こういうところに現れているのが「特許力の差」であり、その結果が判決の違いということなのでしょうか。
キヤノンの公報が出てくると、成立しているかどうかにかかわらず痛いことが多いので「またキヤノンかよ」が合い言葉のようになっているのですが、そういう出願の積み重ねがこういう結果を生むのだろうと思う次第です。
知財高裁の論旨はあっさりと否定(というのでしょうか?)されていますね。最高裁の方が、BBS事件で判示したことをそのまま使ったすっきりした判決に読めました。「なんでわざわざ新しい類型なんて立てたの?」とでもいう声が聞こえてきそうな感じ。^^;
インクタンク事件の最高裁判決と聞いたときは試験ネタになる?と思いましたが、読んだ感じとしてはそういうのとはちょっと違う雰囲気の判決が出たように思うのですが、いかがでしょうか。むしろBBS事件のことをしっかり聞かれそうです。
ついでに、逆の判決が出たセイコーエプソンの判決文も読んでみました。
こちらは初っ端から「分割要件を満たさない不適法なものであり」とそもそも特許権侵害の話になっていないんですねぇ…。特許公報も数ページの非常に薄っぺらいもので、書いている内容からその指摘はさもありなんという雰囲気が漂っています。
こういうところに現れているのが「特許力の差」であり、その結果が判決の違いということなのでしょうか。
キヤノンの公報が出てくると、成立しているかどうかにかかわらず痛いことが多いので「またキヤノンかよ」が合い言葉のようになっているのですが、そういう出願の積み重ねがこういう結果を生むのだろうと思う次第です。
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