忍者ブログ
  
業務集中。またいつか再開します。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
口述試験(問題テーマ)
短答試験・ボーダー
H23 : 問題・解答(39点)
H22 : 問題・解答(39点)
H21 : 問題・解答(37点)
H20 : 問題・解答(39点)
H19 : 問題・解答(39点)
H18 : 問題・解答(37点)
H17 : 問題・解答(41点)
H16 : 問題・解答(39点)
H15 : 問題・解答(36点)
H14 : 問題・解答(40点)
プロフィール
 HN:   mr3
自己紹介: 面倒くさくなって、弁理士の受験を止めました。
いらっしゃいませ
RSSフィード
RSS ATOM
メッセージはこちらから
ブログ内検索
三井住友VISAカード
スポンサードリンク

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 去年までを知っているわけではないのでアレですが、今年の口述試験の特徴は、

  ・同じテーマからの複数回出題が顕著になった。
  ・暗唱レベルの精度を求められる場面が増えた。
  ・条約がらみの重要性が上がった。

 になるのでしょうか。

 特に、去年は商標で3条が一回かぶっただけでしたが、今年は、
    特:実施権
    意:創作非容易性
    商:3条
    商:4条
    商:マドプロ
と、盛りだくさんです。

 で、来年って一応試験委員が切り替わるんですよね。
 論文は切り替わると結構問い方が変わりますが、これもどのくらい影響があるのやら。
PR
 前回の続きです。とは言っても、そんなにたいした話でもありませんが…。

 口述対策を始めるときに、「GSNの教材を交わすように本試で聞かれる」という話は聞いていたのですが、どちらかというと論文の方で感じていた、「受験期間の答練の問題を交わすように本試で聞かれる」というニュアンスでとらえていました。

# GSNの書籍を参照して、同じ問題は問わないようにする、とか。


 過去問(H21-19,H18の一部)と教材の比較が進むにつれ、問われる傾向は、何のことはなく以下なのでは、と思いました。

 ・過去問と同じ設問が聞かれる場合はかなり少ない。
  ⇒ 特に、解釈・改正理由
 ・何度も聞かれるところは、一転そのテーマの頻出事項に。
  ⇒ 関連意匠の趣旨・分割移転、異議申立など

 ・改正事項に絡むテーマは、
  その周辺事項と絡めて改正or次の年くらいで出題される。
  ⇒ 数年前からの罰則連発が代表例。
 ・隔年出題のテーマは意外と多い
  ⇒ 代理・特許管理人を抽出したのは、この代表例だから。

 それを踏まえた上で、口述要点整理集も口述アドバンスも過去問ベースでできていることを鑑みれば、「GSNの教材を交わすように本試で聞かれる」ということになるのは自明なわけです。


 もちろん、知識の整理や問われ方を知るという意味では、過去問もこれらの教材も有用なのだと思うのですが、本番に向けての準備としては「過去問に対応できる」ことの重要性は、ワンランク落ちるのかもしれません。

 実際、論文対策では一度聞かれた判例は遠慮なく無視して対応できたりしたので、よくよく調べてみると実は口述も同じ出題傾向だった…というワケで、それに気づいたのは口述試験が始まる前日でした。

 それまでに仕上げをかけた範囲がほとんど出そうにない、と分かったときの虚脱感といったら…。orz


 ちなみに、「正確さを追求される設問がどれだったのか」についてはさらにたいした話ではなくて、条文の表現をそのまま使って解答例を書いてくれればいいものを、あちこち書き下されていたので、(疑心暗鬼になって)途中から表現の確認に結構時間を取られてしまったので、対応してくれているとうれしいという要望なのでございます。


 口述落ちが増えてまだ年数も浅いですし、口述対策としてはどこもあちこち改善の余地有り、ということなのでしょうね。

 そういう意味で、アテにできるところが減るということを考えると、青本PDFが公開されていることがとてもありがたい予感がする、今日のこの頃です。
 紙だとマーキングの修正が面倒なので、デジタルにすむのはありがたいですし、PDFを閲覧できる環境は、ここ数年で本当に飛躍的に拡がりました。
 発表されていますね。



 …こうやって見ると、ものすごく普通ですね。
 過去問集とこの一覧からでは、今年のような質問が来るとは予想だに出来ません。

 正確さを追求される設問がどれだったのかと、各設問がいつ問われたのかをはっきりさせるだけでずいぶん口述用資料の精度が上がるように感じています。

 何故そう感じているのかは、次回(^_^;)。
 直前の時間に再確認をしておこうとメモっていたテーマをこのエントリの最後に書きました(メモそのまま)。

 ヤマというほど絞ってはいませんが、全部をきっちり仕上げるというのは非現実的なので、趣味と実益を兼ねて捨てるところ・優先度を明確にしたものです。

 特実で審判の審理は予想したものの、共同がらみ&優先度低。
 意匠で意匠権の効力を入れていたものの、優先度低&26条は暗唱対象外
 商標はマドプロを気にしていたものの、気にしていた程度。

 あさっての方向を向いていたらあきらめも付きますが、中途半端にかすったので、今年については一番消化不良にしてしまった気がします…。



以下、予想メモです。
★は、ワリと根本の内容がすでに出題済みのものです。(←これの詳細は、またいずれ)


▼特実
・184の3以降
仮専仮通との絡み
特許管理人との絡み184条の11
・特許権等の侵害★
・間接侵害
・一事不再理、再審?
・訂正審判
過分の規定なし、新規出願
・共同審判132条
審判の審理
・実用新案技術評価自体


▼意匠
・補正の要旨変更、補正却下★
要旨、要旨変更の暗唱
17条の3の暗唱?
・新規性喪失の例外★
4条の暗唱?
・意匠法上の意匠★
・部分意匠★
・画像の意匠
  2条2項の暗唱
青本、審査基準
・組物の意匠
8条の暗唱
統一(審査基準)
付随するもの(審査基準)
・意匠権の効力(条文通り)、利用抵触
・実施権(特に、29条の2?)


▼商標
・不正使用取消審判(53条)
使用許諾制度自体
・商標の使用★
2条3項?
・商標法上の商品
小売り等役務がまだ。(GSN p348)
・立体商標
・防護標章、4条1項15号?★
・分割納付
・不使用取消審判
・国際商標登録出願(外内?)
 試験官の苦笑する顔が、未だにしょっちゅう頭に浮かびます。

# 何のトラウマだ…。


 目前の試験のことしか考えずに知識を積み立てて、その後の試験に対応できなかったのは一昨年の短答合格→論文不合格の時と同じで、範囲を絞って対応しようとしたあたりも、当時の行動にそっくりだ、結果も同じか?と思いながら直前期を過ごしていました。

 商標できっちり穴になっているところ(条文の精度)を突かれて自爆したのは去年の論文と同じ。今回は意匠の方がより撃沈していますが…。


 一方で、こうなっても正攻法でがっちり勉強して受かるというつもりは皆無なので、そう思つつ見ているうちに、

 ・口述には結構はっきりした出題傾向がある。
 ・過去問対策だけでは、完全に手落ち。
 ・条文、青本、審査基準だけでは、口述対策に限るとものすごく非効率。

なんてことを感じるようになりました。

 合格してからのことを考えると、同じ道はお勧めできない方が多いと思いますが(^_^;)、抜ける手は抜いても良いのでは?というご提案のエントリを、いずれ書いてみたいと思います。
 まあ、どこが出るのを当てるのは簡単ではないですが、出ないところを削る(優先度を下げる、精度を落とす)のは意外とできるのでは?というのが今の感想です。

# もちろん、相応のリスクは背負います。


 来年受けるにしても、もう、趣味の一つくらいの取り扱いにするつもりですし、ここまで来たら、来年短答合格→口述2度落ち、再来年口述再々挑戦でカバレッジを上げてみるのもオツだ、という気分にもなります。

 できないことに挑戦して効率よく成功した試しがなく、漠然と底上げをして、クリアできそうになってから手を出すマーキング的なやり方ばかりで、弁理士試験も結果的にそうなりつつあるので、まあこれはこれで自分らしいのかな、と思っています。


 しばらくは、模試以降~口述準備中にいろいろ思い立ったことを書いていきます。再現集からあまり伝わってこない、現場に行って初めて感じたこともそれなりにあったので、できるだけ書くようにしてみます。

 来年は、サングラスを持って受験に行こう、とか…(^_^;)。
 今日の午前でした。
 

 さようなら・・・。orz
 サラッとしか見ていなかったテーマでも(商標)、
 やらないと決めていたテーマでも(特実)、
 昨日とほぼ同じことを聞かれたテーマでも(意匠)、

 完全な惨敗でした。orz

 「もう、今年はいいです」と言いたい…。
≪  1  2  3  4  5  6  ≫
HOME
LEC弁理士講座あります



Wセミナーも
弁理士・受験生リンク
おすすめ書籍
最後の追い込みに
忍者ブログ [PR]